鳴尾記念 安田記念
継続希望のコメントを頂き嬉しく思う。一旦切れた心を再度繋ぎ、もう一週だけ書いてみる。バックナンバーをクリックして振り返れば記念すべき初投稿は2007年の安田記念である。つまり今週が16年目の区切りであり17年目のスタートの週なのだ。今になって読んでみると赤面するような予想の羅列で本当に見苦しい限りだが、この16年間毎週々々飽きもせずひたすら重賞予想をしており、入院等によりやむを得ず書けなかったのは2~3回あったかなかったか程度。ほぼ皆勤とみていい。重賞でデカイ馬券も獲ったりした。過去予想を読み始めるといくらでも読み続けられ、コレあったなぁ~なんていう感じで思い出してしまう。とにかくもういっぺんだけトライするべく土曜の鳴尾記念から。本命はポッケリーニ、古馬王道路線でもおかしくないだけに、GⅢのここを走るなら度外視できない。総合的判断で推す。以下、買い目の3頭。まずはカラテ、前走59kgを背負って重賞勝ちしたことは高評価。懸念は阪神経験の薄さ。克服できれば快勝もある。次にフェーングロッデン、先行して粘れる脚が魅力。但しこちらも同じく阪神コースで分が悪い。展開の助けがあれば連対可能か。最後にアドマイヤハダル、阪神2000mで面白い馬、妙味アリ。以上、4頭の馬連BOX買い。
農林水産省典安田記念の本命はセリフォス、昨秋には上り最速を連発してGⅠまで勝っているだけに国内ならまず勝ち負け。不安材料をあえて挙げるなら鞍上のレーンがそこまでポンポン毎週勝つかよっていうのと、同じく中内田厩舎がそんなにGⅠばかりポンポン勝っていいのかよっていうやつ。まぁ無いとは言い切れんしここでは吉と出る目と見る。以下、買い目の3頭。まずはジャックドール、誰もが思う距離短縮での適応性。とにかく速いタイムで前を走れる脚質に期待。なにより前走GⅠでの素晴らしい騎乗を見せた武豊が無策とは思えん。終わってみれは普通に強かったという結末もありそう。次にダノンスコーピオン、そもそも最初からマイルで強しの馬。近走では川田とビュイックがヘグっただけ。デムーロへスイッチしての変わり身必至。最後にメイケイエール、池添に手替わりしてからのスプリント路線での活躍が印象強いが元々はマイルでも走るし重賞勝ちもある。侮ることなかれGⅠで1番人気を張る馬である。折り合いがついて脚を溜められれば直線一気で大爆発する可能性は大いにある。以上、4頭の馬連BOX買いで最後の勝負。
葵S 東京優駿 目黒記念
競馬の最高峰、日本ダービーとなった。これを節目にいよいよ競馬予想ライフも最終章にしようかと心が揺れる。継続を望む励ましのコメントも頂いていた、非常に有難い言葉で嬉しい限り。兎にも角にも今週の予想をブレずに行う。結果を経て次を考えよう。まずは土曜の葵ステークスから。本命はルガル、今年一皮むけた団野が心強い。芝転向後の京都1400mで上り最速を連発。その京都コースで内枠ならここは勝ち負け。以下、買い目の3頭。まずはテラステラ、本命馬同様に前走京都の走りを評価。なぜか岩田康への乗り替わりだがラストは馬を持ってくる騎乗で逆転可能か。次にメイショウピース、初芝で注意。近年はなかなか結果が出せない秋山真だがこういう時に穴を開けるイメージが強いし何度もお世話になった。スタートで前に付ければ面白い一頭。最後にビッグシーザー、芝1200mを4戦連続1番人気で1着。理由なく完全な押さえ目。以上、4頭の馬連BOX。
東京優駿の本命はファントムシーフ、侮れない皐月賞1番人気馬。大負けしたわけではなく位置取りが後ろ過ぎただけ。府中なら直線で届く算段。なにより昨年、同じ7枠から勝利した武豊が鞍上である。昨年の乗り方が出来ればここも勝てる。前例の無いことを成し遂げてきたヤネによる初のテン乗りダービー勝ちを見せてもらおうか。以下、買い目の3頭。まずはスキルヴィング、こちらも初の青葉賞馬の勝利を狙う。まぁルメールなら疑問の余地はない。東京2400mを連勝した馬の適性重視。キタサンブラック産駒ならこちらを選ぶ。次にメタルスピード、未勝利勝ち以来すべてハイペースの競馬で勝利&好走を続けている。スローからのよーいドンみたいなぬるい競馬を経験しておらず先行押し切りのカタチなら相当強いはず。意外性の塊、津村が怖い。最後にタスティエーラ、普通に考えれば弥生賞に勝って皐月賞2着。レーンへの乗り替わりを加味すれば買わない手はない。もちろん前走GⅠの走りっぷりからしてマイナス要素皆無。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
目黒記念の本命はサリエラ、これはもう斤量55.5という半端は買いというパターン。休み明けでも走るし、前走の上りの速さは優秀。それにしてもルメールはいい馬ばかりに乗ってるな。以下、買い目の3頭。まずはバラジ、東京の重賞なら結構信頼度も高い三浦。ここくらいなら来てもおかしくない。馬体が戻っていれば文句なく走る。次にライラック、走ってきた相手が強者ばかり。後方一気の戦法しかないがハマれば上位必至。最後にヒートオンビート、一昨年2着しているリピーター組。重賞では好走しまくるのに詰めが甘い印象。レーンの手綱で変わり身期待。以上、4頭の馬連BOX買いで。
平安S 優駿牝馬
予想とレースがまったく噛み合わないことが増えつつあり、ことさら重賞で結果が伴わない。30年以上の競馬ライフもそろそろ引き際だろうか。16年前から続けてきたこの予想も今年のダービーあたりで一区切りを付けようかと悩んでいる今日この頃。気力を振り絞って今週も臨む。土曜の平安ステークスから。やはり前走アンタレスS組が良さげ。こぞって外目の枠に入ったのも何やら怪しい。本命はヴァンヤール、荻野極との相性がすこぶる良く、出戻りのマル地としては面白い存在。ぼちぼち重賞勝ちしてもおかしくない。ハイペースでの押し切りパターンが理想。以下、買い目の3頭。まずはカフジオクタゴン、こちらは自厩舎に乗る坂井が狙い目。やはり先行策が好走のカギ。次にメイショウカズサ、当然逃げる作戦になるが大外枠からどれだけ好スタートが切れるかだけ。ハナに立てればペースが流れても行き切れるだけの脚は持っている。26戦目にして初手綱の浜中が思い切った騎乗をすれば一発ありそう。最後にメイショウフンジン、やはり逃げてハナを取りたいもう一頭。奇しくも同じメイショウの勝負服の2頭がペース的に協力体制をとればかなり楽な展開が作れる。ダートの酒井学も案外怖いし完全なる押さえ目。以上、4頭の馬連BOX買いで。
オークスこと優駿牝馬。まず断然の人気を背負う桜花賞馬は切る。どうもこのレースで川田を買う気が起きないというか、まぁオッズ的にも食指が動かないので仕方ない。そこで本命はハーパー、桜花賞組で買いたい第一候補。前走ではルメールが脚を計れただろうし元々新馬戦では2000mを走った馬だし外国人騎手ばかり勝つこのレースの性質上ドンピシャと見るね。以下、買い目の3頭。まずはコナコースト、やはり前走重視に付け加えてレーンが怖い。先週もGⅠで惜しかったし桜花賞2着馬を鮫島駿から強奪しただけに結果は欲しいところ。次にエミュー、こちらは鞍上デムーロという外国人ジョッキーを全て押さえる状態。ヤネはオークスを1年おきに勝っているし今年は勝ち順に当てはまるし人気度外視で押さえたい。最後にライトクオンタム、桜花賞を2番人気で取りこぼしてしまった。田辺への乗り替わりはここでは吉と出ると思う。内枠から先行できればあとは距離との我慢比べ。シンザン記念を勝っている実力は侮れんよ。切った絶対女王が食い込んでくると困るのでここはワイドで4頭BOX買いで勝負。あわよくば3点的中を狙いたい。
京都HJ 京王杯SC ヴィクトリアM
煮え切れない馬券を払拭すべく3重賞へ入魂。土曜の京都ハイジャンプの本命はビーマイオーシャン、小牧加の重賞初勝利を狙いたい。斤量恩恵がないここは勝負所。対抗にホッコーハナミチ、内枠が取れたので上手く先行できれば残り目。スタート次第か。3番手評価にリアム、未勝利戦からのいきなり重賞だがディープインパクト産駒としては気を吐いてもらいたいところ。面白い押さえ目。以上、3頭の馬連BOX買い。
京王杯スプリングカップの本命はダディーズビビット、1400mなら勝負になる。左回り適性は高く前走GⅠは道悪に泣かされただけ。距離と鞍上が戻り本領発揮か。以下、買い目の3頭。まずはアヴェラーレ、ルメールが乗るなら素直に買える馬。鞍上の腕だけが希望。次にウインマーベル、東京で未知数。近走は斤量が重すぎただけ。GⅠを2着しているだけに侮れない。初マイル戦は吉と出るか凶と出るかだがあえて買う。最後にトゥラヴェスーラ、前走の激走を称え見直し。展開が味方すればラスト8歳馬がすっ飛んでくる直線が見もの。以上、4頭の馬連BOX買いで。
ヴィクトリアマイルの本命はスターズオンアース、言うまでもなくここでは抜けて強すぎる。社台の勝負服が怖いし黙って軸にする。以下、買い目の3頭。まずはナムラクレア、今年の重賞2戦はどちらも本命視して期待に応えてくれた馬。1600mでどうかだが新馬と桜花賞で3着しており克服可能と見るね。次にステラリア、先述通りで社台の勝負服が怖いしヤネ団野もこ今年は好調。久々の1600mだが直線の末脚勝負に持ち込めば面白い。最後にララクリスティーヌ、菅原に乗り替わってからというもの相性が抜群にイイ。とりわけ直近5戦で3勝2着2回、これは勢いを買うべき。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
京都新聞杯 新潟大賞典 NHKマイルC
GWの週末3重賞。多忙な大型連休、買い目だけ。土曜の京都新聞杯の本命はアスクドゥポルテ、対抗にマイネルラウレア、3番手評価にオメガリッチマン。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX買い。
新潟大賞典の本命はヤマニンサルバム、相手3頭にスパイダーゴールド、ショウナンマグマ、カレンルシェルブル。以上、4頭の馬連BOX買いで。
NHKマイルカップの本命はオオバンブルマイ、相手3頭にタマモブラックタイ、エエヤン、ドルチェモア。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
青葉賞 天皇賞・春
重賞2つ。土曜のテレビ東京杯青葉賞から。本命はサヴォーナ、なんたって2400mを走りまくっている。とりわけ上り最速で差し切った前走は見応えがあった。ここは盤石。以下、買い目の3頭。まずはハーツコンチェルト、前走リステッド1番人気は評価していい。GⅠを経験している分は強み。次にアームブランシュ、2走前の弥生賞はあと数完歩あれば差し切り勝ちしていた程の上り最速の脚は健在。十分買える計算。最後にスキルヴィング、これはもうルメール強しのひと言。押さえ中の押さえ目。以上、4頭の馬連BOX買いで。
天皇賞・春の本命はジャスティンパレス、いい馬がいい枠に入った。前走同様に先行策で逃げ馬を捉えるのみ。ここのルメールは巧いと見るね。以下、買い目の3頭。まずはエンドロール、クラスと戦績的には完全に見劣りするし浮いている。ところがどっこい中山2500mの持ちタイムは2.31.8である。いやいや54kgのハンデの恩恵と言われようが前走の同コースでは斤量58を背負って2.32.3で快勝。これは有馬記念の斤量55のイクイノックスより速いのである。その1点のものさしで測るなら「買える」馬と見ていい。懸念はヤネの永野。初GI&初京都、ならば両隣にいる社台の勝負服の2頭のどちらかを誘導馬に徹底マーク戦法で激走アリか。次にボルドグフーシュ、3戦連続2着の安定感は悪くない。そこそこポジションが取れれば上位へ食い込む流れ。最後にシルヴァーソニック、忘れもしない昨年の買い目。スタート直後に終わってしまったが、その後の2戦をレーンを背に強さを見せた。高齢馬だが長距離砲の晩成馬としてここは期待。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
福島牝馬S マイラーズC フローラS
不調続きで予想モチベーションが低い。買い目と短評のみ。福島牝馬ステークスの本命はクリノプレミアム、乗り替わった鞍上柴田善がシブい。6歳牝馬ながら馬も元気、55kgなら十分勝負になる。以下、買い目の3頭。まずはウインピクシス、松岡が逃げ脚を活かせる騎乗で前残り期待。次にストーリア、斤量の恩恵もあったが前走の重賞2着は悪くなかった。引き続きの好走期待。最後にエイシンチラー、先行できればそれなりの走りができる馬。大外からなら行きやすいはず。以上、4頭の馬連BOX。
読売マイラーズカップの本命はキングエルメス、海外遠征で調子を落としたが前走で再起。今回は勝負所。以下、買い目の3頭。まずはジャスティンスカイ、マイル戦3連勝を素直に評価。次にサヴァ、前走57kgを背負って勝ち切っている。ここでも面白いと思う。最後にシュネルマイスター、GⅠ馬を侮れん。ルメールなら馬券にしておく。以上、4頭の馬連BOX買いで。
サンケイスポーツ賞フローラステークスの本命はソーダズリング、1800mを勝ち上がった馬ではピカイチに見える。武豊が乗れないのは仕方ないが戸崎でも十分狙える。以下、買い目の3頭。まずはディファニードンナ、こちらはルメールが乗れなくて残念だが北村宏でも可の部類。次にゴールデンハインド、フラワーカップからのローテーで推せる。本気度を買う。最後にキミノナハマリア、距離適性が見出せる馬。先行させると怖い。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
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