今週は障害を含む3重賞。いよいよ秋競馬も楽しくなる。土曜日の阪神ジャンプステークスから。最初にメイショウブシドウ、こいつはなんといっても名門角居厩舎に障害の重賞初優勝をもたらした馬である。逆を言えば、前走の小倉SJで買い目に入れなかった理由がそれである。角居厩舎=障害重賞無縁という構図だ。この構図が崩れた今となっては、手のひらを返すようだが真っ先に押さえるべき馬となった。だが冷静になってみると単勝1倍台なんかだと換金率的には魅力ゼロである。なのであえて馬券は冒険するとして今回は外す。では真の本命は何か。本命はオースミムーン、やはり手堅いというか唯一61kgを背負って望む風格に期待する。黙っていてもそれなりに人気になるだろうしコメントはいらん。対抗にはレッドキングダム、なんだかんだで前走オープンを勝っている。距離もちょうど良いところを走っているのがミソ。そもそもブシドウは障害の長いところばかり使っての好走。対照的というか障害で距離適性というのも微妙だが今回はこの馬の方が距離に分がある感じ。3番手にアラタマユニバース、意外にも中村将之のお手馬として被っている馬である。前走では乗り替りの北沢で成果を出した。素直に3番手評価。以上、3頭の馬連BOX買い。
朝日杯セントライト記念。いつのまにか冠に朝日杯など付いていた。それはいいとして個人的にはこのレースにクラシックの勝ち馬が1着するイメージが殆どない。2着はあるかもしれんが、やはり馬券妙味的に切るのがベストだろう。よってイスラボニータよ、さようならである。そこで本命にはダガノグランパを挙げる。完全ノーマークながらダービーでは掲示板にまで来た。短いところで好走しているのかと思ったら大一番で見せてくれたという感じだろうか。まさか重賞勝ちもない菱田がここまで操るとは思いもしなかった。何かこう、鞍上菱田の時だけ特化した能力発揮があるかもしれん。以下、買い目の3頭。まずはサトノフェラーリ、かつてはイスラより上位人気で出走した程の馬である。クラシック出走権獲得に失敗してドサ廻り組となったが、なんとかこの舞台にこぎ着けただけでも立派。巻き返しという言葉がこんなに似合う馬はいない。次にクラリティシチー、大事なところで3着が多く、賞金加算ができずモヤモヤしていたが前走でようやく見せ場が出た。追込が利く展開になれば凄いと思う。最後にサングラス、単騎逃げがハマれば非常に面白い馬と言っておく。以上、4頭の馬連BOX買い。
関西テレビ放送賞ローズステークス。一転してこちらはクラシック馬がやたら勝ち馬となることが多いトライアルという認識。ガチガチとまではいかないがそれなりにクラシック実績馬を注目する。となればもちろん本命はヌーヴォレコルト、言うまでもなくオークス馬。ヤネ岩田となれば何も言うことない。売り切れるほど馬券が売れるんじゃないかという以外は、まぁ我慢する。1番人気必至か。以下、買い目の3頭。まずはディルガ、興味深々のマル外馬である。ペロヴィッチが謎であり未知数なところが面白い。過去2戦は参考外とし、阪神でのオープンを勝っているあたりを考慮。次にダンツキャンサー、距離に疑問を持つのが当然だろうが、んなことは3歳牝馬の殆どが経験するわけで、ここではスルー。瞬発力勝負での一発に賭ける。最後にブランネージュ、非常に平均的というか平凡というか、言い換えればソツのない馬という感じだろうか。良いところもなければ悪いところもない。例えるなら今回はサイの目が出るだろうという楽天的予想。押さえておく。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。
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